会もいろいろな事件を見てきました。飼い主がねこを置き去りにしたまま退去してしまったこと、ねこを遺して突然逝ってしまったこと、そして今回・・・。

OのエリアのKZさんは、地域ねこ活動に長年協力してくださり、ご自身もねこを飼っています。しかもそのねこ、亡くなった隣人の部屋に遺されていたところをKZさんが放っておけず保護したものでした。

最近、残念なことにKZさんに深刻な病気が見つかり、手術が必要ということで緊急入院をしました。首に腫瘍が見つかったのです。
残されたクロちゃんをどうしようか、誰もが心をくだきました。

クロちゃんは1人ぼっちの部屋の中で、荒んでいました。大ベテランのメンバーKさんも恐怖を覚えたといいます。

まず、玄関先に立ちはだかり、Kさんを中に入れようとしません。
そして中に一歩踏み入れようとするなら、追いかけてきて攻撃する気配を漂わせました。

初日はそんな様子でした。
しかし翌日から朝に晩に通い給餌し遊んであげるうちに、攻撃の色は薄れ、可愛い本来の姿を見せるようになりました。
ただし、玄関を開けると まずフーフー(怒)は一応の お約束だったようですが笑。

Kさんの後に続き、Oもクロちゃんと お近づきになりました。
頭、背中をワシャワシャと力強く撫でます。
あごの下を撫でました。
一瞬何も考えられませんでさした。
・・・しこりです。
しかも大きなものです。直径2センチ弱でしょうか。

「そんなところまでお父さんと同じじゃなくていいんだよ!」
Kさんが声を絞り出します。

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暑い中、寒い中、皆勤賞のIさん。御歳94才です。慎重なねこたちもみんな彼女に心底慣れています。ひと手間加えたエサが美味しいのでハトやカラスにも好かれてしまいますが。