以前もつぶやきましたが、人の病気、死、孤独などは誰のせいでもありません。そしてなかなか逃れられるものでもありません。

お別れの日が分かっていれば、終活もできますし、もしペットを飼っている場合は、最愛の子の行く末を決めることが、終活の中でも高い優先順位を占めるでしょう。

しかし、何らかの理由で、お別れが突然来てしまったら。・・・

わたしたちの三連休の始まりは、こんなレスキューでした。メンバーKさん、O、そして地域の仲間たちが結集し、残されたペット、ねこ2匹の行く末を案じ、現場に入りました。

1匹は当時の一連の騒動の最中、開いたドアから外に飛び出してしまった模様です。
確かに近隣の方々が、最近新参のねこを見た、と教えてくれました。

ご遺族は住居が飼育不可のため、終生飼育をしてくれる団体に引き取ってもらうことを当初考えていましたが、メンバーKさん達の懸命な説得もあり、ペット可の新たな居を構え、引き取ることを検討し始めました。

もともと亡くなった方は、地域ねこの適正飼養に協力してくださり、また飼った2匹は地域ねこ出身の子たちでした。

Oは直接の面識は無かったのですが、ねこのためにとにかく一生懸命な方という印象が強い方でした。ペットシッターを頼む時も、内ねこだけでなく、外ねこの餌やりを依頼したり、この冬も、いよいよ外暮らしは難しいであろうという子を家に入れることを決めていたようです。
幸いこの遺志は仲間のボランティアさんに引き継がれました。

ご冥福を心よりお祈りしつつ、内ねこ、外ねこ違わず何より大切にしてくれた亡き方の遺志を想いつつ、
遺された子たちが幸せな猫生を貫けるよう、わたしたちも頑張りたいと思います。
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「ずっとごはんくれてありがとう。」